【ぐるなびのチョットぐな話】メニュー情報を多言語変換 外国語版刷新 (1/2ページ)

2015.1.24 05:00

牛庵では、すき焼きのほか、神戸牛のうまみを堪能できるしゃぶしゃぶ、ステーキを用意している

牛庵では、すき焼きのほか、神戸牛のうまみを堪能できるしゃぶしゃぶ、ステーキを用意している【拡大】

  • 囲炉裏を据えた古民家風の店内も外国人から人気を集めている

 2020年の東京オリンピック開催まで2000日余り。14年は前年比29.4%増の1341万人の外国人が日本を訪れ、今年もさらに多くの外国人が来るだろうと予測される。飲食店でも同様に外国人の来店が増えている。ぐるなびが14年6月に飲食店に実施した調査では、8割の飲食店が「月に1回以上、外国人の来店がある」と回答。観光庁が発表した訪日外国人消費動向調査では、今回の訪日で96.6%が「日本食を食べること」を実施したと回答するように、訪日の楽しみのひとつが日本の食だ。

 その一方で、「期待以上だった」との回答が54.9%にとどまっていることから、まだまだ伸び代があるといえるだろう。観光庁調べでも、旅行中に困ったこととして11.5%が「飲食店情報の入手」を挙げており、日本の食の魅力が十分に味わいつくせない原因がそこにありそうだ。

 そこでぐるなびでは、増加する訪日外国人にさらに正確で詳細な情報を提供するため、1月19日に外国語版ページを大幅にリニューアルした。外国語版は04年にスタートし、正確で詳細な情報の提供を目指し、英語、繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語の7言語での展開、現在約6万9000店の飲食店情報を掲載している。

 今回のリニューアルの中で特に注目したいのは店が入力したメニュー情報を自動で多言語に変換する自動変換機能だ。飲食店が自らメニュー情報を入力できるだけでなく、日本語でメニュー情報などを入力すると、ぐるなび独自の多言語辞書機能により瞬時に前述の4言語(英語、繁体字、簡体字、韓国語)に自動変換され、ページ上に表記される。さらに英語版のネット予約機能も新たに導入。外国人客はメニュー情報を見たその場でリアルタイムな飲食店予約が可能となり、外国人客、飲食店ともに利便性が高まる。

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