放送事業者で作るデジタル放送推進協会は1日、ケーブルテレビ(CATV)各社の「デジアナ変換」サービスを利用し、地上デジタル放送に対応していないアナログテレビで視聴している世帯が9月時点で約108万世帯残っているとの調査結果を発表した。前年同月から約2万世帯しか減少していない。
来年4月末までに全社がデジアナ変換サービスを終了するため、チューナーや新しいテレビを購入するよう、利用者への呼びかけを強める。
地上波テレビは2011年7月に東北3県を除き完全デジタル化されたが、移行措置としてアナログテレビでも視聴できるようCATV各社が変換して放送している。