燃料電池車で示すトヨタの本気度 新型FCV「ミライ」開発者に聞く (1/2ページ)

2014.11.20 07:01

ミライの内装。液晶画面が多用された未来的なデザインだ=18日、東京都江東区

ミライの内装。液晶画面が多用された未来的なデザインだ=18日、東京都江東区【拡大】

 「技術磨けば価格下げられる」

 「ミライ」の開発経緯について、開発責任者の田中義和主査に話を聞いた。

 --今年度中としていた発売日を年内に間に合わせた

 「燃料電池車は(水素ステーションなどの)インフラがないと走れない車。卵が先か鶏が先かという関係だが、車が出ないとインフラ整備は進まない。少しでも早く出したかった。リースでなく、売り切りで出したのはわれわれの本気度と理解してほしい」

 --価格を723万6000円に設定したのは

 「1000万円にすることもできたが、環境のことを考えると普及しなければ意味がない。普及価格かといえばノーだが、(補助金込みの価格は)500万円台。一般の方に買いたいと思ってもらえるギリギリの線になっていると思う」

 --年間販売台数は海外含めて約700台。少ないのでは

「立ち上がりがすべての台数ではないので、今後増やしたい」

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