ホンダは17日、初の量販モデルとなる新型燃料電池車(FCV)のコンセプトカー「ホンダFCVコンセプト」を初公開した。
全社的な品質管理体制の見直しで開発が遅れており、当初は2015年を予定していた発売時期は16年にずれ込む見通しだ。18日にはトヨタ自動車が新型FCV「ミライ」を発表する。
FCVコンセプトは08年からリース販売している「FCXクラリティ」の後継車。エンジンの代わりとなる燃料電池スタックを小型化し、ガソリン車のようにボンネット内に収納。これにより中の空間を広くでき、セダン型の車内に大人5人が快適に乗れる。