ワタミ9月中間は41億円の最終赤字に転落 通期は2年連続赤字へ

2014.11.11 19:35

 居酒屋チェーン大手のワタミが11日発表した9月中間連結決算は、最終損益が41億円の赤字となった。前年同期は5億円の黒字だった。営業損益も、10億円の赤字(前年同期は24億円の黒字)に転落する。売上高は、3・7%減の777億円の減収になった。

 消費税増税の影響もあり、主力の居酒屋「和民」が不振で国内の外食事業が営業赤字となったほか、介護、宅食事業も大幅減益となったことが響いた。

 通期(2015年3月期)の最終損益は、30億円の赤字を予想。2期連続の最終赤字になる。不振店舗を新たに42店閉鎖する減損が、特別損失として計上される。

 同社は、国内店の売り上げの約9割を占める「和民」「わたみん家」で、飲み物や焼き鳥の価格の引き下げるなどして客足を伸ばし、収益力を高めるとしている。

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