パナソニックは2日、世界最軽量(同社調べ)の10・1インチのモバイルノートパソコン「レッツノートRZ4シリーズ」を17日から発売すると発表した。従来の堅牢(けんろう)性を維持しつつ、本体の重量を約745グラムと軽くし、持ち運びやすくした。手軽で頑丈な点をビジネスユーザーに訴求する。想定価格は16万円(税別)から。
パナソニックが発売するレッツノートRZ4シリーズは、インテルの最新プロセッサーの「コアM」を搭載。消費電力を削減できることから、バッテリー駆動時間が最長で約10時間を実現した。新色としてブルー&銅を用意した。
従来モデルと同様に液晶画面を360度回転でき、タッチ式でタブレットとしても使える。
パナソニックは丈夫でコンパクトな点を武器にビジネスユーザーへの販売をさらに強化する方針。原田秀昭ITプロダクツ事業部長は「法人向けは2018年まで年率22%成長する。累計で500万台の販売を目指したい」と、新製品への意気込みを語った。