神鋼ノース、新幹線床材用パネル生産好調 年4億~5億円売り上げ見込む (1/2ページ)

2014.9.26 07:02

 神戸製鋼所の完全子会社でアルミハニカムパネルなどを手掛ける神鋼ノース(茨城県かすみがうら市)が、新幹線向けの床材用パネルで、好調な生産を続けている。北陸新幹線や北海道新幹線の開業、さらに既存の新幹線の車体更新など、2017年度まで4億~5億円規模の売り上げが続く見通し。鋼板などに比べて軽量のパネルは、新幹線の高速化に必須。政府は北陸新幹線や北海道新幹線の延伸時期の前倒しも検討しており、一層の生産拡大も今後見込めそうだ。

 神鋼ノースが日本車輌や川崎重工、日立製作所などの鉄道車両メーカーに納入する床材は、アルミハニカムパネルと呼ばれ蜂の巣状に組み合わせたアルミハニカムコアを芯材とし、表面にアルミ板を接着したもの。厚さを増やせば曲げに対する強度が高まるが、芯材のハニカムコアの約97%が空気層で構成されるため、重さがアルミパネル板の約5分の1、鋼板の約10分の1と軽量になるのが特長だ。

 700系新幹線1編成16両当たりでは、鋼板を使用した場合の27トンに対し約9トンと、床材だけで3分の1の軽量化を実現することができるという。

「新幹線だと速度を確保する必要がある」ため

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。