2014.8.9 05:00
日本生産性本部余暇創研(東京都渋谷区)はこのほど、「レジャー白書2014~マイ・レジャー時代の余暇満足度~」をとりまとめた。4日に同本部ビルで行われた記者発表で伝えられた概要は次の通り。
2013年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)は、前年比マイナス140万人の970万人。ついに1000万人を割り込んだ。
市場規模(貸玉料金・貸メダル料金)は、前年から1.3%減少の18兆8180億円と推計。パチンコの参加率は9.6%と前年から微減し、年間平均回数は27.5回で0.1回のプラスとなった。
年間平均費用は7万3200円と前年比マイナス2万3900円の大幅減少。参加希望率も5.7%まで低下した。また、「20年の東京オリンピックの際、外国人旅行者をいかに取り込むかが業界の重要なテーマ。換金方式を説明しづらい現状をどのように打破するかがポイント」とも提言した。なお、11年ぶりに余暇市場全体の市場規模推計値は前年を上回り、65兆2160億円規模。3年連続して国内観光旅行が参加人口トップとなった。
一方、サミー(東京都豊島区)は、エイベックス・ピクチャーズ、グリー、ピクシブ、KADOKAWA エンターブレイン ブランドカンパニーと共同し、「ミライショウセツ大賞ネット発クリエイター発掘・応援計画」を設立。7月31日からコンテストを始めた。出版社、アニメ・音楽製作、遊技機開発、ソーシャルネットワークサービスなど多様な分野の企業が共同で取り組む新しい形のコンテストで、期間は15年6月30日まで。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)