2014.7.25 06:52
シャープ製端末の投入を発表するケイ・オプティコムモバイル事業戦略グループの津田和佳グループマネージャー(右)=24日、東京都中央区【拡大】
大手携帯電話事業者から通信回線を借りて割安にスマートフォン(高機能携帯電話)が利用できる「格安スマホ」に二極化の兆しが出てきた。
大手スーパーのイオンが低コストの端末を調達して月額1980円の価格競争でリードする一方、アマゾンや関西電力傘下のケイ・オプティコムは有名メーカーの最新端末を投入。安さと高品質の両立を狙う戦略に出た。大手事業者の半額程度の割安な料金に加え、品質や機能の多様な端末が増えることで格安スマホの普及が加速しそうだ。
ケイ・オプティコムは24日、KDDIの回線を借りて6月から提供している格安スマホサービス「mineo(マイネオ)」にシャープの最新端末「アクオス セリエ」を8月5日に追加すると発表した。