【さかもと未明のおしゃれは男のマナー】シャツに手を抜かないで (1/3ページ)

　■イメージ激変、試着も忘れずに

　さあ、消費税アップで家計厳しいからと３月末までに３枚いくらの安売りシャツをたくさん買ってしまった人、反省です！！

　◆まとめ買いはＮＧ

　男の装いの中、最も手を抜いてはいけないものの一つがシャツ。値段においてもです。

　「たくさんあったほうがいいか」とのまとめ買いが功を奏することは絶対！！　ありません。安物を３枚買うよりいいシャツを１枚というつもりでこれからはお店にいってください。下着が透けて見えるのは一番格好悪いので避けて下さいね。

　さて、シャツといってもまずは襟の形がいろいろあるのはご存知ですね？　ごく普通の襟はレギュラー、最近はこれよりも空きの大きなセミワイドやワイドスプレッドが若々しい印象で人気。ボタンダウンもよりスポーティーな印象ですし、襟が小さめで空きがほぼ水平なことから「ホリゾンタル」とつけられた襟はエレガントな印象。ラウンドカラーもエレガントですし、ドゥエポットーニという、高めの台襟に２つのボタンがついているものは、なかなかに知的で、ノータイでも様になります。そういう意味では、ピンホールという、襟どめ用のピンのついたものなんかも、特別感満載。カフスもレギュラーだけでなく、ラウンドカフスやボタンを留めた先を折り返して二重にしたミラノカフス（ターンナップカフス）、カフリンクスを必ず使うダブルカフスなんかもぜひぜひ試していただきたい。