2014.7.9 21:15
食品や流通各社が、ディズニー映画「アナと雪の女王」にちなんだコラボ商品を相次いで発売している。今年上期でトップの映画興行収入(約260億円)をあげた大ヒットにあやかり、急遽(きゅうきょ)商品化を決めたものもあり、夏を目前に“アナ雪”商戦が本格化している。
江崎グリコは4日から、ネット通販モール「グリコショップ 楽天市場店」でキャラクターたちをデザインしたアイスのセットを発売した。「映画の雪の世界と、の相性は極めていい」(グループ広報部)と自信をみせる。
同様に山崎製パンは、ドーナツなど3種類のデザートを1日に発売した。発売後、各店舗からの追加発注が相次ぎ、当初計画比で約2倍に生産を拡大する必要があり、現在、増産に向けた調整を進めているという。
また、ファミリーマートでは、パンなどの関連商品の販売に加え、店舗の窓ガラスにキャラクターをあしらった「ラッピング店舗」を東京都内で展開する。16日には同映画のDVDなどが発売されることから、各社とも相乗効果による売り上げ拡大に期待を寄せている。