2014.6.28 05:00
ダイナムジャパンホールディングス(東京都荒川区)が同社ホームページで2014年3月期の決算概況と14年アニュアルレポート(年次事業報告書)を公表した。
今期は子会社であるダイナム(同)が低貸玉営業(1円玉貸、5円メダル貸を中心とした業態)のパチンコホール「ダイナムゆったり館」を13店舗出店。これによりダイナムジャパンホールディングスグループ全体では、パチンコホール総数は375店舗となった。
同社の14年3月期の貸玉収入は、9221億7200万円(約693億8800万香港ドル)。前期の9291億5800万円(約766億香港ドル)に比べ0.8%の微減となったが、ゆったり館の店舗数増加など低貸玉店舗に比重を置いた施策が奏功し、堅調に推移した。
また営業収入は、1657億5400万円(約124億7200万香港ドル)となり、前期の1639億6100万円(約135億1700万香港ドル)から1.1%の増益となった。
現在は継続的・安定的な配当と年間40店舗の新規出店を自己資金で対応できる財務状況にあり、今後も同社グループは国内での確たる基盤を築きながら新規ビジネスへの進出もはかっていくという。
ダイナムは23日、節電への取り組みに関するニュースリリースを配信した。
改正省エネ法に基づきエネルギー省力化に向け、2014年度は政府より示されている「エネルギー使用量(原単位)」年平均1%以上の削減目標に対し、昨年度対比マイナス5%を目標に取り組んでいくとしている。(ニュース提供:LOGOS×娯楽産業)