2014.6.20 12:06
ソフトバンクは20日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで定時株主総会を開いた。昨年度(平成26年3月期)の連結決算は、売上高が6兆6665億円と前期からほぼ倍増。営業利益は前期比35・8%増の1兆853億円で初めて1兆円を突破した。売上高、利益でNTTドコモを超えた。業績を説明する映像には、「NTTドコモを超えてナンバーワンになった」というフレーズが繰り返し流れた。
今後の事業戦略について説明が始まると、大型スクリーンに「33」という数字が映し出された。創業33年になるソフトバンクを、33歳のときに暗殺された幕末の志士、坂本竜馬の生涯になぞらえながら、孫社長は今後の事業戦略について語り始めた。
孫社長 「私の敬愛する坂本竜馬さんは33年の生涯をかけて日本を変えた。我々ソフトバンクの歴史も今年でちょうど33年。10年前、ソフトバンクが創業以来最大の赤字を出したとき、『大風呂敷ではございますが』と前置きした上で、いずれ利益で1兆円突破したいと言った。ついに1兆円を突破することができた」