2014.6.14 07:36
ザ・プリンスパークタワー東京が投入した朝食メニュー「ベリーベリーブリオッシュフレンチトースト」【拡大】
都心のシティーホテルが、朝食メニューを相次いで強化している。海外から朝食の有名レストランが続々と日本に出店して、「ブーム」になる中、各ホテルは客室単価の上昇に伴う顧客流出を防ごうと、ワンランク上の朝食をアピールする。
ホテルの朝食はビジネス利用の訪日外国人や、「プチぜいたく」を満喫したい20~40代女性を中心に人気がある。ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)は4月から、眺望の良い33階のメーンダイニングで、厚さ3センチ以上ありサクサクした食感が楽しめる「ベリー ベリー ブリオッシュ フレンチトースト」(2200円、消費税・サービス料込み)を販売。昨年7月には、コーススタイルで楽しめる朝食メニューも取り入れた。直近3カ月の朝食利用客数は前年同期比約2倍で、「外資系企業の朝食ミーティングなどの利用も取り込みたい」(同ホテル)と意気込む。