知育玩具開発販売の幻冬舎エデュケーション(東京都渋谷区)は12日、ケミストリー・クエストが開発した化学反応をテーマにしたカードゲーム「ケミストリークエスト入門編」を20日に全国の書店や玩具店で販売すると発表した。
ケミストリー・クエストの米山維斗(ゆいと)社長はこのカードゲームを2008年頃に考案。小学6年生だった11年に発売元となる会社を設立、当時、「日本最年少の社長」として話題になった。今年5月11日に15歳になり、翌12日付で代表権のある社長に就いている。水素(H)、酸素(O)などの原子カードを組み合わせて分子を作る対戦型カードゲームで、入門編は未就学児向けに、元素にオリジナルのキャラクターをあしらった。
12日、「東京おもちゃショー」会場内で会見した米山社長は「ゲームを通じて科学の楽しさを世界に広げたい」と語った。