任天堂の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」向けのゲームソフト「マリオカート8」が29日、発売された。人気キャラクターが登場するレースゲームで、前作は世界で3千万本以上を売り上げたヒットシリーズ。3年連続営業赤字を計上した任天堂復活の鍵を握るが、発売初日は平日のためか静かな出足となった。
WiiUの平成25年度の世界販売台数は、当初予想の900万台を大きく下回る272万台だった。26年度は360万台を予想しており、実現はマリオカート8にかかっている。
大阪市浪速区の上新電機ディスクピア日本橋店ではこの日、通常通り午前10時15分に開店。午前中は行列などはなかったが、上新電機は「任天堂のゲームは時間をかけてじわじわと売れていくのが特徴。予約は相当数入っており、週末にかけて大きく動くのでは」と期待している。