ガソリン価格の上昇が続いている。4月の消費税増税分に加え、ウクライナ情勢の緊迫化などのため原油価格が高値で推移し、卸価格の上昇分を店頭価格に転嫁する動きが進んだためだ。
すでにレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットル当たり165円を突破し、5週連続で上昇した。
ただ、国内のガソリン需要は長期低迷を続けており、一段の値上げに踏み切れない販売店も増えているという。
経済産業省資源エネルギー庁が28日発表した26日時点のレギュラー全国平均小売価格は、前週(19日)から20銭高い1リットル当たり165円80銭となった。
ガソリン価格は4月からの消費増税で1リットル当たり約5円上昇した。