2014.5.22 10:21
22日の東京株式市場で、サンリオ株が売られ、前日比で23%、700円安の2410円まで下げて一時ストップ安となった。一気に昨年1月以来となる3000円割れとなり、前日に続く年初来安値の更新となった。
サンリオは今月15日に前3月期連結決算を発表し、前々期の減収減益から増収増益に転じるなど業績は回復している。
しかし21、22日に発表した今期以降の経営計画で、店舗ベースの小売り事業を柱に据えるほか、今年秋に上海にテーマパークを開設するなどアジア傾斜を強めるなどの方針が一部投資家に嫌気され、売り材料になっているもようだ。
昨年秋から一本調子で株価は下落していた。今年の年初来高値は1月につけた4675円で、ほぼ半値まで下げた。