「グリコ看板」6代目に熱い視線 注目のデザイン…憶測も飛び交う (1/4ページ)

2014.5.7 06:16

「5代目」の現在のグリコネオン。背景は大阪城や海遊館だ。

「5代目」の現在のグリコネオン。背景は大阪城や海遊館だ。【拡大】

  • 昭和10(1935)年に設置された初代グリコネオン。ランナーとグリコの文字が6色に変化すると同時に毎分19回点滅する「型破りなネオン」は、一躍ミナミの名物になったという。
  • 戦後の昭和30年に再建された「2代目」。砲弾型の株に特設ステージを設けたユニークなものだった。
  • 昭和38年に登場した「3代目」は噴水ネオン塔。12㌧もの水が噴き出すのをランプが照らし、美しい虹模様を描き出した。
  • 陸上競技場のトラックが点滅し、走るランナーに躍動感を持たせた「4代目」。

 大阪・道頓堀のシンボルとして親しまれている江崎グリコの電光看板が今秋、16年ぶりに世代交代する。昭和10年に登場し、現在5代目の“グリコのポーズ”のランナーは、大阪城や通天閣など、大阪の名所を背景に駆けてきた。6代目はランナーは残るが、具体的なデザインは「ふたを開けてからのお楽しみ」(グリコ)。背景に描かれるのは日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)かキタの新名所「グランフロント大阪」か-。憶測も飛び交いながら、関西人の熱い視線が注がれている。

 老朽化にネオン管不足…“無念”!?の引退

 現在の5代目は平成10年に設置され、高さ約20メートル、幅約11メートル。その大きな“キャンバス”には、大阪城と通天閣、大阪ドーム、海遊館と、大阪を代表する4つの名所を背景に、笑顔で両手を挙げたランナーが陸上競技場のトラックを走る様が描かれている。

 夜になると青や赤など7色のネオンが点灯し、道頓堀を鮮やかに照らす。大阪の名物となっているこの風景を生み出すために使われているネオン管は、全部で約4460本。長さにすると延べ約5100メートルにも上るという。

設置から15年以上が経過し、老朽化が問題に

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!