政府は29日付で2014年春の叙勲受章者を発表した。経済・産業関係では、葛西敬之(よしゆき)・東海旅客鉄道名誉会長、樋口武男・大和ハウス工業会長兼CEO、渡文明・元新日本石油社長が旭日大綬章を受章。苅谷道郎・元ニコン社長、福地茂雄・元アサヒビール社長らに旭日重光章が贈られた。
◆樋口武男・大和ハウス工業会長兼CEO(旭日大綬章)「今回の受章は、住宅産業がわが国の経済発展に欠かせない内需の柱として改めて認められたものと存じます。加えて、大和ハウスグループにおきましても、創業以来、『世の中に役立つ事業の創出』を念頭に、国民の住生活向上のために努力を積み重ねてきたことが評価されたものと受け止めております」
◆渡文明・元新日本石油社長(旭日大綬章)「今回の受章は、永年、石油産業に身を置いて、わが国のエネルギー供給基盤の強化に尽力してきたこと、そして、経団連活動、政府会議での活動などを通じて、わが国の構造改革、中東諸国をはじめとする諸外国との経済関係の強化に努めてきたことが認められたものと受け止めております」
◆柳内光子・浦安商工会議所会頭(旭日小綬章)「このたび受章の栄誉に浴しありがとうございます。医療、福祉、教育に携わるものの一人として、地域社会のためにこれからもますます精進いたします」=千葉元気印企業大賞(フジサンケイビジネスアイと千葉興業銀行が共催)受賞企業を中心とする異業種交流会「千葉元気印の会」会長、山一興産社長