【業界団体だより】東京都遊協、夏のファン感謝デー　キーワードは「ホラー」

　東京都遊技業協同組合（理事長・阿部恭久氏）は３月２７日、東京都新宿区の遊技会館で、２０１３年度最終となる定例理事会を開催。東京都独自の夏のパチンコ・パチスロファン感謝デーは、ホラーをキーワードにした「パチフェス」に決定した（幹事商社・そごう・西武）。

　“ホールがこの夏　お化け屋敷になる”をキャッチフレーズに、「アニメ・萌（も）えテイスト」「専用アプリによるゲーム感覚」などを盛り込み、新たな顧客創造を目指すという。

　阿部理事長は「消費税、あるいはカジノの問題など、私ども業界を取り巻く課題がある。将来を見据えたホール営業を進めていかなければならない」と業況を俯瞰した。

　ファン感謝デー『パチフェス』の取り組みに関しては、「東京独自の催しから全関東連（関東圏のパチンコホール企業の集まり）とも連携し、できれば全関東域での一斉開催を提案している」と、広域での開催を視野に入れている旨を報告。「若い世代を取り込めるようにすることは業界の将来に向けて重要なこと。いろいろな形できっかけづくりをしていかなければならない」と述べた。