2014.3.28 13:02
小僧寿しは28日、関西を中心に全国100店舗を展開しているピザ販売店「シカゴピザ」と提携したと発表した。小僧寿しの運営する寿司持ち帰り店に、シカゴピザの提供するピザなどを置き、業態複合型テークアウト店舗を展開するという。5月に2店舗で先行実験し、年内に20店舗以上に広げる。
シカゴピザは本社がある大阪を中心に関西に50店超、全国で約100店のピザ店を運営している。デリバリーピザが主体だが、持ち帰りや店での飲食にシフトした店など、多様な店舗展開をしている。2011年からは和食宅配の「どんぶり名人」もはじめている。
小僧寿しは今後の直営店舗の事業や付加価値の向上を進めていく計画で、その一環として、いろいろな分野の食事を扱う複合業態テークアウト店を有望視。シカゴピザに目をつけた。
主要外食の宅配チェーンでこの種の複合業態の食事を扱う動きは、地場の個別の惣菜店などでは少なくないが、チェーン店舗では、すかいらーくの宅配など一部が見られるだけで、未開拓分野となっている。