タクシーは深夜帯に「混在」も
4月1日の消費税率引き上げに伴い、5%から8%の新税率へ切り替えをどのように実施するかについて、各業界の対応がほぼまとまった。利用者の少ない時間帯に切り替えを実施したり、混乱を避けるために注文の受け付けを一時停止したりする。タクシーは深夜時間帯に5%と8%が混在するケースもあるなど、利用者は注意が必要だ。
24時間営業のディスカウントストアを展開するドンキホーテホールディングスは17日、利用客が少ない午前6時に税率を変更すると発表した。
コンビニエンスストアのローソンなどは日付が変わった瞬間に8%を適用する方針だ。午前0時に変更するローソンやファミリーマートは、会計中に日付が変わっても、システム上、「最初の商品をレジに通した時刻」が税率の基準となる。
スーパーのダイエーや、ファミリーレストランのロイヤルホスト、デニーズなどは、24時間営業の店を一時休業し、値札の張り替えなどを済ませる方針。