【ITビジネス最前線】インド通販 スナップディールに脚光 (1/6ページ)

2014.3.4 07:12

 イーベイ 出資で主導的役割

 Snapdeal (スナップディール)は、インドで4年前に創業したネット通販マーケットプレイスで、今ではインドで最も人気のあるコマースサイトのひとつに数えられる。

 先週、シリーズFラウンドで1億3380万ドル(約135億5900万円)の資金を調達し、これで合わせて3億ドル以上の出資を受けた計算になる。

 スナップディールが初めて注目されたとき、通販大手のアマゾンと競売大手のイーベイは、いずれもスナップディールの一部を手にしたいと考えた。

 サイト上に2万店

 この戦いに勝ったのがイーベイで、昨年の5000万ドルの出資でもイーベイが主導的な役割を果たした。今回の出資により、イーベイのインド通販企業に対する持ち株比率が上昇した。

 スナップディールの創業者、クナル・バール氏は全米屈指のビジネススクール、ウォートンスクールを修了後、デロイトやマイクロソフトで働いた。しかしインド出身のバール氏は、その後、米国で働き続けるために必要なビザ更新の抽選に漏れ、帰国を余儀なくされた。

結果的に、これがバール氏の人生で最高の出来事になった

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