2014.2.20 06:24
NTTドコモが昨年9月に米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を販売したことで、携帯電話大手各社の機種販売に大きな違いはなくなった。現在、携帯電話各社が展開中の春商戦では、利用者の購入の決め手はネットワークの信頼性に移っている。接続性の良しあしが消費者の購入を左右する中、民間調査・分析会社のイード(東京都新宿区)がまとめた東京、名古屋、大阪の三大都市での回線速度調査結果によると、ダウンロード平均速度はドコモが最速となった。
イードは、フジサンケイビジネスアイの委託を受けて1月24日から2月6日までの間、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの3社による回線速度の調査を東名阪のビジネス街や駅など101カ所で実施した。
調査に利用した機種はすべてスマホ。3社ともにアイフォーン 5cと、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した最新端末。アンドロイド端末は、ドコモがエクスペリアZ1f、auがエクスペリアZ1、ソフトバンクモバイルがアクオスフォンXxになっている。