KDDIとクラウドサービス専業会社のランサーズ(東京都渋谷区)は18日、中小企業の事業拡大やコスト削減などの業務支援事業を共同で推進すると発表した。KDDIの中小企業向け業務支援サービスと、ランサーズが提供するネットワーク上で業務の受発注が可能なクラウドソーシングサイトを連携して中小企業のニーズにきめ細かく対応していく。
クラウドソーシングとは、インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行う仕組み。そのような受発注ができるサービスが増えており、中小企業やベンチャーで注目されている。
KDDIは、人材不足や新規顧客開拓といった中小企業の課題を解決するために、ランサーズの会員向けにITスキルアップ、経営/起業支援(SmaBI)、経理/会計の無料相談などを通して、起業から事業拡大までまとめてサポートしたい考えだ。