白物家電が好調な売れ行きをみせる中、家電各社が掃除機の品ぞろえを拡充している。複数の掃除機を使う家庭が増えてきたことに目をつけ、ロボット型やスティック型、ハンディー型など使い勝手などが異なるタイプの機能や販売を強化。ロボット型で先行する米アイロボットは清掃性能を高めた「ルンバ」の新シリーズを3月1日に投入し、清潔好きの日本の消費者にアピールする構えだ。
ルンバの新シリーズは税抜き7万6000円と6万6477円の2機種で、それぞれ従来モデルよりも吸引力が約5倍、清掃性能が約50%向上。ブラシに髪の毛が絡まないように構造に工夫を凝らすなどメンテナンスの手間を省けるようにしたほか、電池の寿命を2倍に高めたという。