中国最大の携帯電話事業者、中国移動(チャイナ・モバイル)はこのほど、米国や韓国、日本、香港、マカオ、台湾を含む80の国や地域を対象とした国際ローミング料金の新体系を発表した。
1日当たり3メガバイト以内のデータ通信量に対し、3元(約51円)、6元、9元の固定料金を設定し、超過分に関しては通信量に応じて加算するシステムになるという。
適用エリアでは、従来と比べて通信料金が平均で82%、最高で96%の値下がりとなるほか、費用と通信量の双方から上限を設ける機能なども追加される。
同社は今後も海外の通信業者と交渉を続け、対象エリアの拡大を目指していく方針だ。(北京青年報=中国新聞社)