【ワシントン=柿内公輔】米ツイッターが5日発表した2013年10~12月期決算は、経費の増加で最終損益が5億1147万ドル(約520億円)の赤字で、赤字幅が前年同期の870万ドルから大幅に拡大した。
ツイッターが四半期決算を発表するのは昨年11月の上場後では初めて。緩やかな米景気の回復を背景に広告収入は堅調で、売上高は2・2倍の2億4267万ドルと大幅に伸びたが、宣伝費や開発費などコスト負担が響いた。平均の月間利用者数は2億4100万人で前年同期より30%増えたが、7~9月期の39%増から伸びは鈍化した。
決算を嫌気し、時間外取引でツイッターの株価は一時急落した。