パナソニックとソニー、有機EL提携解消へ 「4K」に開発集中 (1/2ページ)

2013.12.25 12:29

 パナソニックとソニーが、次世代の高画質テレビとして期待される有機EL(エレクトロルミネッセンス)テレビ事業の提携を今年末で解消することが25日、分かった。

 両社は1年半にわたり有機ELパネルの共同開発を進めてきたが、量産技術確立のめどが立たず、早期の事業化は困難と判断した。当面は、需要が見込めるフルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ「4K」の液晶テレビに開発資源を集中する。

 パナソニック、ソニーは昨年6月に有機ELパネルの共同開発で合意。得意の技術を持ち寄ることで今年中に量産技術を確立し、生産で協業することを検討していた。

 ところが、パネルの耐久性など品質が十分に確保できず、生産コストも思うように下げることができなかった。

需要が急速に伸びている「4K」の液晶テレビ

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