2013.12.16 05:00
インターネット動画サイトの優酷土豆が検索大手の百度に対して1050万元(約1億7934万円)の賠償を求めた著作権侵害訴訟について、北京市海淀法院(裁判所)は12月上旬、百度に対して49万元強の賠償を命じた。
優酷土豆によると、百度は検索エンジンなどを通してユーザーに動画視聴サービスを直接提供しているが、動画はもともと、優酷土豆が配信したものだった。このため優酷土豆は独占的情報ネットワーク放映権を保有する動画作品18本について、百度の行為が著作権侵害にあたるとして訴えていた。
海淀法院はこれについて、百度が検索結果と動画へのリンクを明らかに区別して表示し、さらにリンク先が優酷土豆のサイトであることを明示していることから、完全な著作権侵害には当たらないと判断した。(京華時報=中国新聞社)