人気の「iPhone 5s」の品薄状態が改善され、携帯電話大手3社の「iPhone」競争が本格化するなか、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)利用実績が6日、各社から発表された。KDDIが5万6800台の転入超過で26カ月連続のトップとなり、依然好調が続いている。
MNPとは、現在利用している電話番号のまま、ほかの携帯電話会社へ契約を切り替えられるサービス。2位のソフトバンクは1万2300件の転入超過、3位のドコモは6万8600件の転出超過だった。
一方、電気通信事業者協会(TCA)が発表したスマホやタブレット、携帯を含めた端末の純増数(新規契約数から解約を差し引いた数)は、ソフトバンクが23万7100件で23カ月連続のトップ。2位はKDDIの19万200件、NTTドコモは9万3400件だった。