ＴＤＬとＴＤＳ、上半期入園者数が過去最高　３０周年イベントで集客

　オリエンタルランドは１日、東京ディズニーランド（ＴＤＬ）と東京ディズニーシー（ＴＤＳ）の平成２５年度上半期の入園者数が昭和５８年の開園以来、過去最高だったと発表した。合計入園者数は１５３５万９千人で、前年同期比１５・９％増。前年度上半期に続いて２年連続で過去最高を更新した。

　ＴＤＬが４月に開業３０周年を迎え、ホテルなどを含めた東京ディズニーリゾート全体で３０周年の記念イベントを実施。ＴＤＬで新パレード「ハピネス・イズ・ヒア」や新アトラクション「スター・ツアーズ」を導入した。また「３０周年という特別感が集客につながった」（広報部）という。

　アベノミクスによる景気回復で、国内旅行やレジャー需要が高まったことも追い風。同社は下半期も記念イベントを継続し、通年の入園者数でも過去最高をめざす。