マツダは24日、10月に国内受注を開始する新型「アクセラ」で、スマートフォン(高機能携帯電話)と連携した新サービス「マツダ コネクト」を始めると発表した。
米音響機器メーカー「ハーマン」が開発した無料の車載向け専用アプリを利用することで、国内外のインターネットラジオが聞けるほか、交流サイト「フェイスブック」や短文投稿サイト「ツイッター」の投稿を読み上げる機能もある。車載ディスプレーの操作は運転席の左側にあるボタンで行い、視線を落とすことなく操作できるため、運転者の安全性を高められる。
ハーマンはすでに米フォード・モーターやクライスラーなど10社以上に欧米50カ国以上でこのアプリを提供しているが、日本向けはマツダが初。
マツダ商品本部の梅下隆一本部長は「車を運転しながらスマホをいじる人は多く、潜在需要が高いと感じた」と狙いを説明する。まず新型アクセラの上位車種に標準装備し、今後ほかの車種にも拡大していく計画だ。