2013.9.18 05:00
三菱ベンチャーキャピタルの三菱UFJキャピタル(東京都中央区)と第一三共は17日、創薬系ベンチャー企業の技術開発を支援するファンド(基金)を設立したと発表した。「OiDE(オイデ)ファンド」の総額は10億円で、このうち三菱UFJキャピタルが2億円、第一三共が1億円、中小企業基盤整備機構も4億5000万円を出資した。基金からは1社当たり1億円前後、8社を出資する計画。開発初期段階のベンチャー企業を資金面で支援する。ベンチャー企業の株式、特許などの知的財産を第一三共が買い取ることで、早期の実用化を後押しする。