2013.9.4 05:45
3世代目となるソニーの新型ヘッドマウントディスプレー=3日、東京都港区【拡大】
ソニーは3日、有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルを搭載した新型ヘッドマウントディスプレー2機種(想定価格約10万円と約8万円)を11月中旬に発売すると発表した。新たにスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末と接続して、お気に入りの動画コンテンツを好きな場所に持ち運んで楽しめる。
別売りのケーブルで、本体に接続したバッテリーとスマホをつなげた上で、本体を頭に装着して再生すると、約20メートル前方に広がる約20メートル幅の仮想画面を通して、コンテンツを視聴できる仕組み。
上位機種はブルーレイディスク再生機や据え置き型ゲーム機とつなぐ場合、無線通信でプロセッサーからデータが送られるようにした。このほか、従来機種に比べて映像や音響技術を高め、レンズも約20%軽くするなどした。ソニーが年内に発売する新型ゲーム機「プレイステーション4」にも対応。4日から東京・銀座のショールームなどで先行展示を行う。