スマートフォン(高機能携帯電話)向けの写真共有アプリ「Snapeee(スナッピー)」を手掛けるマインドパレット(東京都港区)は、台湾進出を加速する。
14日にも台北市の商業施設内にあるイベントスペース「ATTショーボックス2」で若い女性層をメーンターゲットとした300人規模のイベント「第1回スナッピーフェス」を開催する。年内には台湾に現地法人を設立する計画で、現地企業とのタイアップなどにも意欲を燃やす。今後はシンガポールを拠点に東南アジア諸国連合(ASEAN)への進出も視野に入れ、2014年6月までに会員数1000万人を目指す。
スナッピーは、投稿写真を通じて世界中の会員とコミュニケーションを図れるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。会員数は約500万人で、70%あまりをアジア地域が占めており、台湾の会員数は90万人に達しているという。
今回のイベントでは「日本のKawaii文化をアジアへ」をコンセプトに、ファッションショーや音楽ライブを実施。スナッピーの訴求力を高める考えだ。