2013.7.13 07:02
ダイコク電機は3日、東京都文京区の東京ドームホテルで「DK-SIS白書2012」の発刊記者発表会を開催した。同白書は今年5月末時点で遊技機約122万台、市場全体の27%にのぼるDK-SISデータから昨年の市場動向を振り返ったもの。
白書によると、DK-SISにおける4円パチンコの稼働は2008年の2万5520個から12年には1万9330個に減少。パチスロも平均稼働が昨年の1万428枚から1万238枚に。この2年間は増加していたが、減少に転じた。
また、12年の業界総粗利は前年の3兆8200億円から3兆7800億円に減少。業界総粗利から遊技機購入費用を差し引いた遊技機利益も前年の2兆5800億円から2兆4100億円に減少した。
なお、昨年のキーワードに(1)業界総粗利・遊技機利益の減少に歯止めかからず(2)4円パチンコの業績下落が続く(3)パチスロ業績が頭打ち・ART高純増タイプ登場(4)パチスロ低価貸し実施店が急増(5)広がりを見せる「適切な賞品提供の徹底」-の5つが挙げられた。