大阪「フェスティバルゲート」跡地再開発
パチンコホール最大手のマルハンは9日、2007年に営業を終了した大阪・新世界の複合商業施設「フェスティバルゲート」(大阪市浪速区)の跡地を再開発し、日本初の「韓流テーマパーク」を来年秋に開業させると発表した。大阪だけでなく、日韓両国の関係活性化を図る狙いがある。年間目標で売上高50億円、来場者300万人を掲げた。
総工費は約100億円で、今年秋に4階建ての建物を着工。韓流スターがプロデュースする衣料、グッズ販売店、飲食店などを集積させるほか、韓国からの輸入食材を扱う食品スーパーを展開。多目的ホール「K-POPホール(仮称)」を併設し、韓流スターのショーなどを楽しめるようにする。
フェスティバルゲートは大阪市の第3セクターが展開した遊園地などの複合商業施設。マルハンが09年の競売で落札し、跡地再開発を検討してきた。