2013.6.1 08:00
太陽光発電協会が31日発表した2012年度の太陽電池の国内出荷量(発電能力ベース)は前年度の2.7倍の380万9451キロワットで過去最高になった。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が昨年7月からスタートし、市場が急拡大している。ビジネスチャンスを見込み、中国大手のジンコ・ソーラーが日本に拠点を開設するなど、メーカー間の競争は激しくなっている。
市場が大きく伸びたのは、買い取り制度を受け、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が各地で相次いだためだ。
再生エネルギーを普及させようと、12年度は太陽光発電の買い取り価格が1キロワット時当たり42円と割高に設定され、多くの企業が参入した。