NTTドコモは15日、今夏向けモデルとしてスマートフォン(高機能携帯電話)とタブレット端末11機種を17日以降順次発売すると発表した。
主力機種に位置づけるソニーモバイルコミュニケーションズの「エクスペリアA(エース)」と韓国サムスン電子の「ギャラクシーS4」は販売促進費を増やし利用者の実質負担額を少なくする。人気機種を大幅に安くし販売拡大を図る。
この2機種については、毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」向け費用をそれぞれ現行の5万円前後から7万円前後に引き上げる。その結果、販売価格はエクスペリアAは約5000円、ギャラクシーS4は約1万5000円と既存機種より2万円前後値下げされる。
ドコモの加藤薫社長は、東京都内で開いた発表会で「(この2機種は)ドコモの顔ともいえるツートップだ。特別価格で提供したい」と強調した。