トヨタ自動車は16日、高級車「レクサス」の「IS」で、新たにハイブリッド車(HV)「IS300h」を追加発売した。ガソリン1リットルあたりの燃費性能は、23・2キロとなった。あわせてISの既存2車種「IS350」と「IS250」をフルモデルチェンジした。
走りを追求するモデルとして、アクセルを踏んでから加速するまでの反応をより高めたほか、ボディー剛性も向上させたことで、操作性も上がったという。
前モデルで後部座席が狭いとの指摘を受けていたが、同クラスの競合輸入車よりも広いスペースを確保した。
価格は420万円から595万円で、前モデルよりも22万~57万円値上がりした。HVは480万~538万円。海外販売分も含め、生産はすべて愛知県田原市の田原工場で行う。北米を中心にグローバルで月7000台(国内は800台)の販売を目指す。