牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズが8日発表した2013年3月期連結決算は、営業利益が前期比60.2%減の19億円、最終利益が63.8%減の7億円だった。売上高は新規出店効果などで、4.5%増の790億円の増収を確保した。
主力の牛丼以外で新商品を投入し収益アップを図ったが、競合の外食チェーンに加え、コンビニエンスストアなどとの競争激化で、既存店売上高は7.1%減少。原材料や人件費の高騰で売上原価が上がり、大幅減益となった。14年3月期は、売上高3.8%増の821億円、営業利益4.0%減の18億円、最終利益22.1%減の6億円を計画している。