米連邦航空局(FAA)がB787について改良後の新バッテリーを承認したことを受け、発煙トラブルのあったバッテリー内のリチウムイオン電池を製造していたジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は20日、新バッテリーのリチウムイオン電池も引き続き同社製で、「従来品に比べて頑丈にし、より強固なバッテリーに仕上げた」と説明した。
GSユアサによると、電気システム開発の仏タレス社にバッテリーを納入し、タレス社が制御システムを組み込んだ完成品をボーイング社に納める従来の販売ルートは維持するという。GSユアサ関係者は「承認はありがたい。(事故の原因究明には)これまで通り協力していく」とした。