中越パルプ工業、発電事業に参入 木質バイオマス、太陽光も

2013.4.13 07:30

 中越パルプ工業は12日、川内工場(鹿児島県薩摩川内市)で、九州中南部地域の未利用間伐材を使った木質バイオマス発電事業に参入すると発表した。同時に同工場近くの遊休社有地で太陽光発電も行う。

 同社は、すでに持っている間伐材の集荷基盤を最大限に生かして、スギを中心とした間伐材を有効活用。約85億円を投資し、約2万5000キロワットの発電能力を持つ設備を整える。年間の売電量は約1億5400万キロワットに達し、売上高は年間約48億円に上る見込み。2015年11月から発電を開始する。

 一方の太陽光発電は5億円を投資し、発電能力は1810キロワット。年間で190万キロワットの発電量を想定する。13年8月に発電を開始する予定だ。同社では、発電事業への参入で、さらに地球環境への負荷を低減する取り組みを推進する。

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