講談社が女性月刊誌2誌を休刊へ 「Grazia」など

2013.3.26 19:53

 大手出版社の講談社は26日、女性月刊誌「Grazia(グラツィア)」と「GLAMOROUS(グラマラス)」を7月6日発売の8月号で休刊すると発表した。読者数や広告収入の減少が理由。

 グラツィアは「30代ミセスのライフスタイル提案誌」として平成8年に発行部数25万部で創刊。17年に収益でピークを記録したが、近年は部数・広告収入ともに低迷。昨春リニューアルしたものの、最新の5月号で4万8000部と、期待した成果を得られなかった。

 グラマラスは17年創刊。「大人のカジュアルファッション誌」として注目されたが、ピークは21年11月号の25万部で、最新号(5月号)は8万部。

 同社広報室は「女性誌のみならず雑誌を取り巻く環境は、少子高齢化の到来やネットの本格普及などで大きく変動しており、雑誌が担う役割も変わらなければならない」とコメント。2誌の休刊をきっかけに、新しい女性向け媒体の開発に取り組む「新雑誌研究部」を立ち上げるという。

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