NTTドコモは、全国に約2400店舗あるスマートフォン(高機能携帯電話)や携帯電話の販売代理店「ドコモショップ」で、2014年度までに全店の照明を発光ダイオード(LED)電球に転換するとともに、50店舗に太陽光パネルを設置する。省エネ化による光熱費削減で代理店の経営を支援する。
LED照明への転換は3月末までに1300店舗で実施する。13、14年度にそれぞれ500店舗ずつ増やす。
一方、太陽光パネルは首都圏や大阪など電力不足が懸念される地域の5店舗に12年度に試験的に導入したが、地方の戸建て店舗を中心に13、14年度にそれぞれ25店舗で新たに設置する。店舗の規模にもよるが、店舗内の電力使用の相当量を太陽光発電でカバーしたい考えだ。
14日に開店したドコモショップ佐野西店(栃木県佐野市)では、屋根のほか壁面にも太陽光パネルを張り付け、晴れた日なら店舗内の電力を全て賄えるという。