日本技術を再評価? PM2・5特需 中国でシャープの空気清浄機が売れまくり3倍強 (1/4ページ)

2013.2.13 12:15

北京・天安門広場のマスク姿の女性=13日、AP

北京・天安門広場のマスク姿の女性=13日、AP【拡大】

  • 中国の大気汚染地域=2013年1月29日午前10時現在(中国環境保護省による集計)

 中国の大気汚染問題で、シャープが現地で展開する空気清浄機の販売が、昨年の約3倍の勢いで急伸している。経営再建中の同社は昨年、沖縄県・尖閣諸島を巡る不買運動で主力の液晶テレビの販売が低迷し、中国市場に苦戦を強いられた立場だ。

 パナソニックも広東省の工場で空気清浄機生産ラインの稼働率を1・5倍に引き上げたという。大気汚染という“特需”で市場の巻き返しにかかれるというのは皮肉としか言いようがないが、これで中国は日本の技術力を再評価してくれる?

 効果は未知…でもよく売れる

 シャープが中国で販売する主力はプラズマクラスターの空気清浄機。プラズマクラスターは、イオンを発生させ、空気中のカビ菌などを除菌するシャープの独自技術を用いた看板商品だ。

売れ筋は日本円で約6万円する高級機タイプ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。