ソニーは18日、米国子会社がニューヨーク市のマジソン・アベニュー550番地にある本社ビルを、米国の大手不動産「The Chetrit Group」などの企業連合に売却する契約を結んだ、と発表した。
売却価額は11億ドル(990億円)で、3月中に売却を終える予定。売却先とリースバック契約を結ぶことで、売却後も米国法人や関連会社は最長3年間、そのまま同ビルに入居し続けるという。
売却で発生するコストなどを除いた約7億7千万ドル(約693億円)を受け取り、今3月期決算で営業利益に約6万8500万ドル(約616億円)の売却益を計上する見込み。