男性社員の育休取得率50% 千趣会の「イクメン」事情 (1/4ページ)

2013.1.2 18:30

育休を取得し、長男にミルクを飲ませる久保慶太さん(千趣会提供)

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 仕事と家庭を両立させる一環として、男性社員の「育児休業制度」を導入する企業が増加し、世に「イクメン」と称される育児に熱心な男性も増えつつある。ところがいざ取得となると、これがなかなかそうはいかないのが実態。そんな中、「ベルメゾン」で知られる通販大手の千趣会は、育休の取得率がなんと50%を超えるという。そこには独特のマニュアルの作成など、アノ手コノ手の会社ぐるみでの取得に向けた取り組みがある。

 育児体験を商品開発に生かす

 入社5年目の久保慶太さん(28)は、12月に3日間の育児休暇を取得した。8月に誕生した長男を散歩に連れて行ったり、ミルクやおむつ換えもこなし、イクメンぶりを存分に発揮した。「これまでも休日には育児にかかわってきましたが、1日や2日だと楽しい育児も、毎日となると大変でした」と話す。

 同社は仕事と育児を両立させるための制度づくりを積極的に進めており、男性社員にも、子供が2歳になるまでの間に5日間の休みが取得できる育休制度を導入。さらに、子供の誕生時に3日間の休暇を取得できる制度もある。

「仕事が…」「上司に…」女性と違って“遠慮”がある男性

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